私たちは、試験的に一定期間AIを導入してみました。AIと会話ができる旨の案内をすると、アクセスはするものの「今日は大学生と話せない」と分かると会話をしないまま帰ってしまう子が多かったのです。
AIと会話をした子は三割弱でした。ニュースや昨今の企業動向からみれば、一見するとAIに相談できるサービスは支持を得ています。さらに今後、カウンセリング分野にもAIの活躍が期待できる話も耳にします。
しかし、AIを利用すると誤情報の提供や感情的なサポート不足、AI依存への危険性もあり、導入には慎重になるべきです。mimiでは、7割以上の子どもたちは学生と話せないのなら、と、話そうともしなかったのです。
ニュースで語られる「AIに相談する人が増えている」という話も事実ですが、子どもたちは
- 正確な答え
- 効率的な解決
- 24時間対応
よりも、
「自分を分かろうとしてくれる誰か」
「同じ時間を共有してくれる存在」
を求めていることが、私たちの経験やノウハウから見えてきました。「単純に話せること」よりも「誰と話すか」を大切にしている、明確な意思表示ではないでしょうか。

