子どもたちは何を求めているのか

mimiの初日のアクセス数は想定外を超えるほどの人数となりました。SNS相談のアクセス率(1日のアクセス数/有効友だち登録数)は、自治体から受託している私たちの他SNS相談の業務の約25倍にも及んだのです。 

1. 「相談」という言葉を使わなかったからこそ子どもたちに響いた

私たちは友だち登録を促す際、話す内容を最初から「悩み」に限定しませんでした。子どもたちは「相談」という、大人が使う言葉に敏感です。そのため、子どもたち自身が気持ちを選別せずに済んだのかもしれません。

2.相手が年の近い大学生であるという特殊さがある

相手が大学生であること。大人でも、同級生でもない、少し先を歩く存在だからこそ、話してみようと思えた可能性が高いです。

  • 知らない大学生なら噂はながされないから安心
  • 大人より私たちの普通を知っているから説明がいらなくて安心
  • 大学生に説教されることはないから安心

これらの要素が合わさって、異例の相談件数を叩き出せたと感じています。

3.子どもたちに対して相談内容を限定しなかった 

そしてもうひとつの増加要因は、 「何を話してもいい」と伝えたこと。 友だちのこと、推しのこと、家族のこと。無理に“相談”という括りで縛らなかったことが、入り口として機能したのかもしれません。

ただし、上記で挙げた3つはまだ仮説にすぎません。実際にはさらに複合的な理由が隠れており、かつまったく別の理由が見えてくる可能性もあります。

だからこそ数字の裏側にある子どもたちの感覚を丁寧に見ていきたい。

そう思いながら、観察と対話を続けています。

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